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漫画「煙立つ鏡 人形の宮殿」26P

2000年制作のアステカ漫画。26ページ。
15世紀メキシコ、アステカ帝国。
闇の神テスカトリポカ様を中心においた「煙立つ鏡」シリーズ6作目(全6作)。
登場人物のうち、テスココ王ネサワルピリは、歴史上の人物ですが、史実ではりっぱな名君です。
物語はあくまでフィクションで、本当は、こんなのじゃないです。
彼の父も名君で、有能な政治家にして詩人、ネサワルコヨトル。
メキシコではお札になっているほどの英雄です。
それでは、物語をお楽しみください。





























作中では、王妃は皇帝の姪となってますが、ウィキペディアのNezahualpilliによると、"He married a daughter of Ahuitzotl only to later have her executed."(彼(ネサワルピリ)はアウィツォトルの娘とあとで彼女を処刑するために結婚した)の文章が…。皇帝の姪でなくて、皇帝の娘ー!?しかもアウィツォトルのー!?ものすごい修羅場の情景しか浮かびません…。
ネサワルピリのあとのテスココ王については、アステカ皇帝モンテスマ2世が、自分の姉とネサワルピリの間の子供カカマを即位させたという話を聞いていたので、てっきり、王妃はアシャヤカトルの娘かと思っていたのですが、どうやら、ネサワルピリは複数(3人?)テノチティトランから嫁をもらっていたようで…。嫁のもらいすぎだ…。

【追記】
その後、約翰さまのご協力により、チャルチウネネツィンがアシャヤカトルの娘という記述のサイトもあったので、まあ、いろいろな説があるんでしょう…。
テノチティトラン歴代王
これの、アシャヤカトル(Tlatoani AXAYACATL I, 6th Tlatoani of Tenochtitlan 1469/1481)の、22番目の、Princess Chalchiuhnenetzinです。

われらが主祭神
出典は『インディアス教会史』(約翰さま情報)。
もちろん、テノチティトランでもテスカトリポカ様は崇拝されてまして、王権の象徴で、皇帝がヘマをすると罰したりするといわれたそうです。
テスココでは、ネサワルコヨトル王の御世に、テノチティトランのすすめでウィツィロポチトリ神殿が建てられたそうです。トルテカ時代から広い地域で信仰されてたテスカ様にくらべて、基本的にウィツィロポチトリ神はアステカ族の間での狭い範囲の信仰だったらしい。

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オマケ作品。
「煙立つ鏡 テスココの花」
こちらは、1998年製作の大昔のアステカ漫画。
「煙立つ鏡」シリーズの2作目。
サイトにのせている、5作目「皇帝暗殺」、6作目「人形の宮殿」は、
歴史上の人物がからむ時代設定のある作品ですが、
2作目の「テスココの花」は、かなりアバウトなコメディ作品。
テスココ王も、史実の誰という設定はされていません。
ハガキ投稿誌に掲載されて図書券をもらった思い出の作品。
別作品としてお楽しみください。
作品は、ピクシブに載せていますので、下のリンクからどうぞ。
ピクシブの「テスココの花」へ
【ストーリー】
15世紀アステカ帝国、テスココ。
結婚間近の戦士オセロパンの前に、あらわれたるは闇の神テスカトリポカ様。
「婚約者と別れてから戦場にいかないと、今度の戦で……死ぬぞ」。
不吉な予言の結果は…?

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